せどり×簿記の重要性

なんか最近勉強してるじゃん。

そう。11月くらいから簿記の勉強をしてるのよ。

なぜまた急に?

もともと始めたのは確定申告対策だったんだけどね。
せどりというか一ビジネスをやっていく上で思わぬ効果があったよ!

今日はそのあたりを解説していこうかと。

※あくまでまだ3級も持っていない一般人に毛が生えた程度ですので、ご参考まで。

補足ありがとうございます!


簿記とは

そもそも簿記とは、なんなんだろう?

専門的に勉強する人はこんなとこみないだろうからざっくり私見で。

『「日々のお金の流れ」と「その時点での資産状況」を把握するための方法』

こんな感じでしょうか。

もうちょっと詳しく書くと、

お金の動きを「資産・負債・純資産・収益・費用」の5つの分類に分けて、自分のお金や金融資産がどのような状態にあるかってことですね。

ちなみにこの5つの分類は、次のような関係にあります。

 

 

 

 

左が、貸借対照表(BS:Balance Sheet)、右が損益計算書(PL:Profit and Loss statement)になります。

あああ〜!このあたりからわからなくなるんだよ〜。
借方、貸方とかなんなんだよ〜

言葉がかたくて敬遠しちゃうね。笑
でも名前はなんでもいい。中身を理解していこう!

ちなみに、借方・貸方については、現代では言葉の意味としてはないみたい。
借方=左側、貸方=右側というだけです。笑

そして、
貸借対照表→「その時点での資産状況」
損益計算書→「日々のお金の流れ」
を、表しているんですね。

ちょっとかんたんになったかな、、、?

損益計算書とは

特に、損益計算書はとっつきやすいかと思うよ。
というか、みんながやっている利益計算とか、経費がなになに〜、っていうのはだいたいここの中の事を言っている感じ。

5つの分類だと、「収益と費用」にわかれるね。
そしてこの「収益と費用」はイコールにならないので、不足している方に「損益」の項目が入るよ。
まあ大体黒字だとは思うので、収益ー費用=利益になってくると思おう!

例えば

50円で仕入れたものが、100円で売れました。手数料で20円、配送料で5円取られて、利益は25円でした!

となると、、、

こんな感じの損益計算書になりますね。

わかる、わかるぞ、、、

だよね。これはきっと「今月◯円利益でした!」って人はいちいち表にせずともやっていることなので納得かと思うよ。

では、もう一つの方を。


貸借対照表とは

では今度は貸借対照表を。
これは何をしているかというと、「その時点での資産状況」でしたよね。

自分が持っている資産って例えば何がありますか?

お金、とか、株とか、、、?あと持ってないけど家とかもあるのかな。

そうね。
せどりをやっていると、Amazonでもメルカリでも売れた商品代金ってすぐに振り込まれないよね?
これはなんだろう?

これも、れっきとした資産になります。売掛金ってやつです。
「そのお金を受け取ることができる権利」は資産になるんですね。

そんな感じで、手元になくとも自分のプラスになっているようなものは資産となります。

なるほどだね。
ところで貸借対照表の右側に負債、純資産ってあるけど?

純資産は、せどりにはあまり気にしなくてもいいかなと思うよ。
最初の軍資金(=資本金)なんかがそれにあたるのと、さっき損益計算書で判明した利益なんかが乗っかってくるね。
ほんとうの意味での、「自分の資産」ということになってきます。

ほんとうの意味で、、、?あれさっきの「資産」は?

これは、表のとおりなんだけど「負債」も含まれた上での「資産」なんだよね。

100万円借金をしたら、100万円の負債も増えるし、100万円の資産も増えます。
「現金」という資産も増えているわけだからね。

なるほどね。とはいえ借金って融資受けたりの人だよね?僕は借金なんてしてないよ!

あま〜い!一番身近な借金を忘れてない?
タラララッタラ〜

クレジットカード〜(ダミ声)

クレジットカードは一時的な借金、すなわち負債になりますね。未払金、買掛金ってやつです。

こういうのをしっかり整理していくと、期末時点(1年の終わり=個人事業だと12/31)での資産状況っていうのを把握することができます。

現金の増減だけが、儲かった儲かってないじゃないってことだね。

そう。まだ現金として動いてない、売掛金や未払金なんかも数値化して自分の資産状況を把握できることになるよ。


せどりにおける簿記の重要性

メリットとしては

  • 確定申告に役立つ!
  • 現時点でどれくらいの収益があるかを把握できる
  • 経営者視点が磨かれる

というのがあるかな。

確定申告に役立つ!

もう、何よりこれですよね。笑
私も勉強を始めた一番の理由なんですが、3級レベルで十分せどりの確定申告はできると思います!
最初取り掛かろうと思っても、大量のレシートを前に、「仕訳、、、?あれ預金が合わない、、、あれこの明細何買ったんだ、、、」なーんてなりかねないですね。

税理士さんに任せるメリットはもちろん承知していますが、残り2つの理由もあるし、任せるにしても知っておいて損はないのかなと思いますね。

現時点でどれくらいの収益があるかを把握できる

まさにずっと書いてきたことなんですが、これが結構重要です!
「キャッシュフロー大事」とはよく言われますが、これは資産のうち現金・預金に目を当てたもので、もちろんめちゃめちゃ大事です!
ただ、他の資産についても管理することで全体としての管理ができるようになるので、結局は簿記の概念からの派生になるのかなと思ってます。

経営者視点が磨かれる

簿記ってすごく独特な考え方なんですよね。
というかまどろっこしい!笑
しかし簿記は「世界一美しい」と言われるくらい、理解できるとすごく気持ちいい感じがします。
1494年にイタリア・ヴェネツィアの修道士ルカ・パチョーリが広めたと言われてるようなんですが、500年に渡ってこの概念が使われ続けているっていうのはすごいことですよね。
それだけ、有効ということかと!
経営者として、この独自の考え方を理解しておくのは大事なことだと思います。


ということで、今日は簿記✕せどりの重要性についてお話してきました!

まとめますと、「簿記の勉強やろう!」ってことです。
直接的に稼げるスキルではないですが、安定して継続していくには間違いなく役立つスキルだなあと思います。

みなさんもこの記事で興味を持ったらぜひ簿記について深く学んでくださいね!

私は2/28に3級を受験予定なので、とりあえず受かってきます!

ではでは〜。

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